こんばんは。定規と申します。
今回はこちらの『大逆転裁判1&2』をクリアをした感想記事を書いていこうと思います。
先に業務(?)連絡ですが、ゲームのクリア感想記事を『ゲームクリア』として新たにカテゴリ分けしました。宜しければ見てやって下さい。
ゲームクリア カテゴリーの記事一覧 - いくつになってもゲームで遊びたい
さて、普段はネタバレありで感想記事を書いていますが、今回は可能な限りネタバレなしで書いてみようと思います。
その理由を端的に述べるのならば、
トリックや犯人が予め分かった状態で読む推理小説は面白いですか?
ということです。
逆転裁判シリーズは基本的に【事件→捜査→法廷】という流れで進行します。
点と点だった事件や証拠品が意外な所で線になる、この時の気付きであったり、
「えっ?まさか……」
「そうであって欲しくない。けど、消去法で考えるとこれしか………」
といった思考過程で背筋がぞわっとなる感覚は本作の醍醐味であると筆者は考えています。
この感覚を未プレイの方は是非味わって欲しい!!
ということで今回は可能な限りネタバレをしないように、でも既プレイなら「あのことかなw」と分かるような感じで書いていきたいと思っています。
①.本作の感想
大逆転でした!!
タイトルに偽りなく『大』逆転でした。
正直に言って最終章での犯人は検討が付いていましたが、その悪あがきに対しての最後の反撃が最高でしたね。
最後のブレイクシーンは最終章に相応しいド派手な演出で見応えがあったと思います。
最終章に至るまで全ての事件,思惑,そして真相が明らかになる、、、
だから筆者はこのシリーズが大好きです。
②.ゲームシステム
従来通りの裁判パートに加えて、本作オリジナルの『論理と推理の実験劇場』が非常に面白かったです。
本作は19世紀末の大日本帝国と倫敦を舞台にしているため、世界的な名探偵『シャーロック・ホームズ』がメインキャラクターとして登場します。
本システムはホームズの着眼点が良すぎるが故に生じた明後日の方向の推理をプレイヤーが修正するという内容です。
「いや、そうはならんやろ」
と毎回楽しみながら謎解きが出来るこのシステムが筆者は大好きです。
ただね。1つ言わせて下さい。
最後のホームズと相棒の推理劇場、、、最高かよ!!
③.魅力あるキャラクターたち
逆転裁判シリーズ全てに言える事ですが、登場キャラクターがとにかく個性的です。
特に犯人側には魅力のあるキャラクターが多いと思います。
パイプオルガンがBGMになっている方とか、
華麗に引導を叩きつけるように指示した方とか、
「いいじゃん!無罪で!」の方とか、、、
これほんの一部ですからね?
本作にも当然魅力的なキャラクターが多々登場しました。今回はその中でも1人に絞って紹介させて頂きます。
今回紹介するキャラクターはパッケージに出ているレベルで超メインなのでネタバレにはならないだろうと判断しました。
◆バロック・バンジークス
本作の検事ポジションであり、≪死神≫と恐れられるキャラクターです。
彼が担当した事件で無罪となった被告人は全て不審な死を迎える。故に死神。
被告人からしたら無罪だろうが有罪だろうが彼が検事席に立った時点で詰んでいる、という設定を背負ったキャラクターです。
因みに、この≪死神≫という通称は本作において超重要なキーワードとなっています。
気になる方は是非本作をプレイしてみて下さい。
さて、筆者がなぜこのキャラクターを好きなのかと言いますと、、、
この検事。審理中にワインをグラスに注ぎます。
当然飲みます。
あろうことか、そのワインボトルを後方の傍聴席に放り投げます。
その後、素知らぬ顔で「…○○のため、傍聴席に≪神の聖杯(※ワインのこと)≫のボトルを放り投げる無礼…お許し願いたい」とか言います。
もうね。これが逆転裁判ですよ。
本シリーズを当ブログで知った方は驚くでしょうが、あえて繰り返します。
これが逆転裁判です。
だってですよ?
法廷で鞭を振り回す(なんなら裁判長もシバく)
コーヒーがぶ飲み
ライブを始める
帯刀
これが本シリーズの歴代の検事達です。
それに比べたら、審理中にワインを飲むことなんて可愛いものですよ。
本シリーズは弁護士(主人公)の相手役となる検事も犯人達に負けず劣らず個性的です。
余談ですが、ストーリーでバンジークス検事の執務室(仕事部屋)に入った際に大量にストックされているワインボトルとグラスを見た時は笑ってしまいました。
他にも彼の魅力はたくさんありますが、どれもこれもネタバレになってしまうのでこの辺りで終わりにしておきます。
ただ、一言彼について書かせて下さい。彼は間違いなくメインヒロインです。
ということで今回はおしまいです。
クリア後の感想日記というよりは逆転裁判シリーズを紹介した内容になってしまいましたが、『ネタバレなし』という縛りを自分に課してしまった以上仕方ありません。
いつも通り書いている本人は楽しかったので問題ないでしょう!!開き直り
ここまで読んで下さって本当にありがとうございました。
ではまた~
④.おまけ
グレグソン刑事も大好きです。
あえてこの画像ですが、普段はナイスガイの敏腕刑事さんです。
そう。優秀なのです。。。
………このゲームの記憶を消してもう一度プレイしたい。ホントに。